二重のりをいつから使うかは慎重な検討が必要です


一重まぶたか二重まぶたかには、年齢が低いうちから気にする人が少なくありません。

だからこそ思春期になる前から二重のりを使ってみたいと憧れる人もいるでしょう。

しかし年齢が低いころからの二重のりの使用には注意が必要です。

確実にきれいな二重を作れる保証もないまま、目元に負担を与えてしまうかもしれません。

そのため二重のりをいつから使うかは慎重に検討した方がよいでしょう。

二重のりには注意点がいくつもあります

二重のりは、接着剤でまぶたを接着して二重を作るのが特徴です。

多少なりとも皮膚に負担がかかるデメリットがあり、人によっては配合成分にアレルギー反応が出ることもあります。

アレルギー反応の原因とされているのが、粘着成分として使われているゴムラテックスです。

ゴム手袋や絆創膏などでかぶれたことがある場合は、アレルギーかもしれません。

ラテックスアレルギーは、天然ゴムに含まれているラテックスたんぱく質がアレルゲンです。

主には、赤み・かゆみ・じんましんなどの症状ですが、まれに呼吸困難や血圧低下・意識障害などのアナフィラキーショックを引き起こす恐れもあります。

アレルギーの症状も心配ですが、二重のりにはほかにも注意点があるのです。

接着剤を剥がすときに皮膚に負担がかかりやすい、メイクが上手くいかない、接着剤が剥がれて二重のラインがとれやすいなどは代表的なトラブルです。

また二重のりを日常的に使っているうちに、まぶたの皮膚が伸びてしまうこともあります。

この場合、たるみに発展してしまう可能性もあるため、気をつけたほうがよいでしょう。

いつも二重のりを使っては剥がしているうちにまぶたが伸びてしまったという人も少なくありません。

二重のりが目に入ったり、まつ毛についてなかなか取れなくなったりする問題もあります。

二重を作っている途中でまつ毛に二重のりがついてしまうと、落とすのに手間がかかり大変です。

目の中に入ってしまった場合は、すぐに専門の医療機関へ行く必要があるでしょう。

アレルギー反応を起こしたり、角膜が傷ついたりする恐れがあるため、取り扱いには注意が必要です。

生まれたばかりの赤ちゃんは一重がほとんどです


人によっては、赤ちゃんに二重のりを使って二重にしようとするケースがあります。

赤ちゃんのうちから二重のりで二重のくせづけをすれば、一重に悩むこともないだろうという親心が考えられるでしょう。

一重か二重かは遺伝によって決まりますが、日本人の場合、生まれたての赤ちゃんの多くが一重まぶたの状態です。

育ってくるうちに二重がはっきりしてくることも多く、早ければ生後3ヶ月くらいには違いが出てきます。

ときには、中学生になってから二重のラインがくっきりしてくる子供もいるくらいです。

二重のりを長く使用したから二重になるという確率は低く、むしろ目元に負担がかかり、肌荒れなどを引き起こす恐れがあります。

ほかにも子供のうちからまぶたが垂れ下がってしまったり、二重のりの成分が目に入って視力が低下したりするようなことにもなりかねません。

いってみれば接着剤を赤ちゃんの目につけるということです。

少なくとも、自分で選択できるようになってから、二重のりを使うかどうか決めたほうがよいでしょう。

二重のりの使用はまぶたへの負担のことを考えましょう

先に述べた通り、乳幼児に二重のりを使用するのは肌への負荷が大人よりも大きく推奨できません。

では何歳ごろから使用してもよいのでしょうか。

一般的に早くて顔の変化が定まってくる小学校高学年くらいと言われています。

ただし個人によって成長過程というのは異なってくるため、もう少し年齢が上がってからを考えてみてもよいでしょう。

しかし何歳になっても二重のりをすることの負荷は変わらず、過度に使いすぎることで早くまぶたの皮膚に異常が起こる可能性も考えられます。

その場合は、使用を控え、専門の医療機関を受診して治療をするようにしましょう。

それでも二重まぶたになりたいと考えている人は、二重整形を検討してみてもよいかもしれません。

顔に関する美容整形も、一般的に早くて小学校高学年くらいから施術可能と言われています。

ここで注意したいのは、未成年の場合は保護者の同意なしには施術ができない点です。

施術を受ける本人と保護者の両者が話し合い、納得したうえでカウンセリングを受けましょう。

またもう1つ注意点があり、それはクリニックによって施術可能と判断する年齢が異なることです。

個人の成長具合も関わってくるため、しっかりと判断や助言をしてくれるクリニックを選びましょう。

(まとめ)二重のりはいつから使っていい?

1.二重のりをいつから使うかは慎重な検討が必要です

低年齢から二重のりを使用するのは、慎重に検討したほうがよいでしょう。

二重のりは目元に負担をかけるリスクがあり、なおかつ確実に理想の二重を作れる保証はないためです。

2.二重のりには注意点がいくつもあります

二重のりには、アレルギー反応を起こしかねない成分が配合されています。

目の中やまつ毛についたり、角膜を傷つけたりしてアレルギー反応につながることもあります。

使用中に異変があったときにはすぐ専門の医療機関に行くことが大切です。

3.生まれたばかりの赤ちゃんは一重がほとんどです

赤ちゃんは産まれたときほとんどが一重まぶたで、成長とともに二重まぶたになる場合もあります。

そのため新生児のころから二重にしようと二重のりなどを使用することは、目元の健康を損ねる可能性があるためおすすめできません。

4.二重のりの使用はまぶたへの負担のことを考えましょう

一般的に二重のりは早くて小学校高学年くらいから使ってもよいと言われています。

ただまぶたへ負担がかかることに変わりはないため、異常が起きた場合は使用を中止しましょう。

将来の負担を少なくしたいのであれば、二重整形を行うという選択肢があります。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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