眼瞼下垂手術による腫れは1ヶ月で9割程度引いていきます


眼瞼下垂の治療方法は、ほとんどが手術によるもので、つまり切開が必要になります。

切開しない治療法もあるとは言われますが、その場合はまぶたの裏側、結膜からメスを入れますので、結果として傷をつけなければいけないことになります。

手術につきものなのが、腫れです。

手術直後は内出血による腫れが起こり、これは2日~1週間程度で引いていきます。

その後は浮腫んだような腫れぼったさが残り、1ヶ月程経過すると、腫れは9割程度治まっていきます。

眼瞼下垂手術による腫れは、1ヶ月で9割程度が引いていきます

眼瞼下垂の治療では、ほとんどの場合メスによる切開が必要になります。

皮膚を切開すると、その部分にある細い血管を切ることになります。

その後、皮膚を縫合しても血管は切れたままなので、どうしても内出血が起こってしまうのです。

血液が細胞間に溜まり、また痛みを引き起こす物質が内部に分泌されるため、腫れが起こります。

腫れが酷くなっているにも関わらず、血管が切れているので、血液は流れ込み続けます。

すると、組織が腫れて浮腫んでいるので、水分の流れが悪く、なかなか腫れが引いていかないという悪循環も起こります。

また、手術による切開は、組織を傷つけることと同じなので、組織を修復するために集まってくる血液がさらに腫れを引き起こすこともあるのです。

術後に腫れが最もひどくなるのは、術直後です。

この時期は、まぶたを冷やすことで、血液が流れ込む量が抑えられるので、腫れを早めに引かせることができます。

腫れは、術後1週間で、8割近く改善されていきます。

その後、切れた血管は徐々に修復され、内出血も吸収されていきます。

術直後では、目を開けづらいと感じるほど腫れることもありますが、1ヶ月程度経過すると、9割程度まで改善されていきます。

術後の腫れが完全に良くなるまでには、半年近くかかるといいます。

施術後に腫れを酷くさせないために、注意することがあります


眼瞼下垂治療の施術に限らず、どのような手術であっても、術後の腫れは多かれ少なかれ、必ず起こります。

施術において、組織を切開したり切除、縫合したりすることを「侵襲(しんしゅう)」と言いますが、術後に起こる腫れの程度は、侵襲の程度に比例すると言われています。

まぶたに対する施術の場合は、切開の大きさや剥離する組織が腕や脚に対する切開よりもはるかに小さい、侵襲が少ないため、ひどい腫れは比較的短期間で治まります。

しかし、術後の生活でいくつかの点に気を付けることで、より腫れの続く期間を短くすることができるでしょう。

まず、術後は傷周辺を冷やすことが大切です。

血流量が減り、腫れを短期間で抑えることができます。

もし、術直後に長くお風呂に入ったり、熱いシャワーを長い時間浴びたりすると、傷の周りの腫れが酷くなったり長引いたりします。

これは、体を温めることで傷周辺の血流が良くなってしまうためです。

また、運動も熱いお風呂に入ることと同じように傷口に作用するため、避けた方が良いでしょう。

傷口周辺の血流を抑えるために、術後は頭をやや高くして寝るのも効果的です。

施術後に起こる腫れは、傷周辺の組織を修復しようとする過程でおこります

眼瞼下垂を改善させるために施術を受けたのに、その後半年近くも腫れがわずかながら続いてしまうと聞くと、施術を躊躇される方もいらっしゃるでしょう。

目元は顔の中でも目立つ部分なので、まぶたが腫れぼったく見えてしまうのは、とても気になるものです。

しかし、腫れが続くのにも理由があるのです。

施術後に腫れが続くのは、施術の際に切開した皮膚や組織を修復しようとする、体の反応です。

切開した部分では、切れて壊れた細胞を修復しようと、代謝が活発になっています。

また、修復の過程に必要な酸素や栄養素をできるだけ傷口に送ろうと、血流も増える傾向にあります。

もしも、傷口への血流が途絶えてしまうと、傷口の細胞の修復がきれいになされず、かえって傷が目立つようなものになってしまいます。

ただし、傷周辺がひどく硬くなっているようでしたら、傷周辺を軽く押すなどしてあげてください。

組織が硬くなって血液を受け入れなくなっていたり、浮腫んで血管を圧迫したりしていると、血流が滞って傷の治りが遅くなってしまいかねません。

あくまでも軽く押す程度にとどめて、血流を促してあげましょう。

(まとめ)眼瞼下垂治療の施術後、1ヶ月で腫れは引く?

1.眼瞼下垂手術による腫れは1ヶ月で9割程度引いていきます

眼瞼下垂治療では、切開を行います。

そのため、術直後から1週間程度は強い腫れと内出血が見られます。

その後は徐々に腫れは引いていき、1ヶ月程度で9割程度の腫れが引いていきます。

2.眼瞼下垂手術による腫れは、1ヶ月で9割程度が引いていきます
眼瞼下垂を治療する施術後に起こる腫れは、術後2日間が最もひどく、その後の1週間で8割程度、1ヶ月で9割程度まで落ち着いていきます。

腫れが完全に収まるまでには、半年近くかかります。

3.施術後に腫れを酷くさせないために、注意することがあります

眼瞼下垂の施術直後は、出来るだけ傷口の周辺を冷やしましょう。

頭を少し高くして寝るのも、良い方法です。

血流が良くなってしまうような長風呂や運動など、体温を上げるようなことをすると、腫れが引かず長引く可能性があります。

4.施術後に起こる腫れは、傷周辺の組織を修復しようとする過程でおこります

眼瞼下垂の施術後に腫れが続くのは、傷口を修復する過程で起こるものです。

そのため、やむを得ない症状とも言えるでしょう。

傷周辺が硬くなっているようでしたら、軽く圧迫して血行を良くしてあげると効果的です。


切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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院長中村 大輔

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