まぶたのたるみの原因は生まれつき以外のものがほとんどです


まぶたのたるみの多くは、老化に由来しています。

これは、さまざまな原因によってまぶたの皮膚が伸びて、ハリが無くなることによって起こるためです。

一方で、まぶたがたるんでいるように見える「眼瞼下垂」という病気もあります。

この病気の場合は、生まれつきといえる「先天性」のものがあり、まぶたを十分に引き上げることができないため、まぶたがたるんでいるように見られることがあります。

まぶたのたるみに生まれつきというのは考えにくいです

まだ若いと言われる年代の方が、まぶたのたるみについて悩みをもつということは少ないようです。

もしかしたら、「まぶたのたるみは生まれつきだから」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

まぶたのたるみを「まぶたの皮が伸びて垂れ下がるようになった状態」と定義するのであれば、それが生まれつきで起こるということはほとんどありません。

赤ちゃんや小中学生の子どもの目元を、機会があったら観察してみてください。

中には、脂肪組織が多くぷっくりとしているまぶたもあるでしょうが、ほとんどはピンとハリがある、およそたるみとは無縁と言えるまぶたをしています。

まぶたのたるみのほとんどは、老化に由来します。

「老化」と言われると、60代以上の高齢の方を思い浮かべるかもしれませんが、たるみが引き起こされるのは、単なる加齢とはやや異なった理由によるものです。

まぶたのたるみが起こる理由は、まぶたをこするなど摩擦を引き起こす回数が多いことや、薄いまぶたの皮膚の内部で水分を保持する機構が弱くなったことが挙げられます。

ですから、生まれつきまぶたがたるみむということはなく、まぶたの皮膚を伸ばすような刺激を与え続けることが、まぶたのたるみを引き起こしているのです。

アイメイクの落とし方がまぶたのたるみに繋がることがあります


メイクへの関心は低年齢化してきており、今や小学校高学年の女子でも街へ出かけるときにメイクをする方が増えてきています。

顔の印象を気にすること自体に大きな問題はないのですが、心配なのはメイクの落とし方です。

特にまぶたは、皮膚がとても薄く、まつ毛に近づくほど皮膚が薄くなっていきます。

メイクをし始めた頃は、アイメイクを落とす際にまぶたを多少強くこすったとしても、まぶたの状態には変化が出ないため、ついついゴシゴシとこすってしまいます。

しかし、まぶたに限らず顔の皮膚は、強くこするなどの刺激にはとても弱いのです。

特に、皮膚の薄いまぶたでは、こする刺激の強さや回数が多くなるほど、顔の他の部分よりもたるみが引き起こされやすいのです。

まぶたを強くこすることは、まぶたの皮膚を伸ばしてしまうことになり、これがいずれ、たるみへと繋がっていきます。

また、皮膚がたるむ原因には、皮膚の内部にあって皮膚を支えているヒアルロン酸やコラーゲンが減少することも挙げられます。

これは皮膚の水分の減少を引き起こし、皮膚を支えきれなくなってしわやたるみへと繋がります。

眼瞼下垂ではまぶたがたるんだように見えます

まぶたが十分に引き上げられておらず、目の開き方が不十分な場合には、まぶたがたるんでいるように見えることがあります。

この原因には、眼瞼下垂が挙げられます。

まぶたを引き上げる眼瞼挙筋やミューラー筋が痩せて弱くなった際に、眼瞼下垂と診断されます。

加齢によって引き起こされるものが多くの原因となっています。

まぶたを引き上げる筋肉が弱くなると、まぶたやその内部にある脂肪を支えきれなくなり、その重さに負けて徐々にまぶたが下がっていくのです。

また、眼瞼下垂には先天的なものもあります。

先天的な眼瞼下垂の症状は、眼瞼挙筋やミューラー筋を支配している動眼神経の問題に由来するものです。

この場合には、「生まれつきまぶたがたるんでいる」と見えてしまうかもしれません。

しかし、この状態はまぶたの皮膚がたるんでいるのではなく、まぶた自体を引き上げられないのが主な症状です。

子どもは大人と比べ、一部の皮膚に関する病気を有している場合を除いて体内の水分の割合が非常に高く、皮膚の内部で水分を保持する構造もしっかりしています。

ですから、生まれつきまぶたがたるんでいるということはないのです。

ただし、目がかゆいときに子どもはゴシゴシと手でこすってしまいますし、眼球表面の角膜を傷つける場合もありますので、その点は注意したほうがよいでしょう。

(まとめ)まぶたのたるみは生まれつきのもの?

1.まぶたのたるみの原因は生まれつき以外のものがほとんどです

まぶたのたるみの多くは、生まれつきのものよりも老化に由来するものがほとんどです。

しかし、その一方で先天的な「眼瞼下垂」という病気もあり、まぶたがたるんでいる状態のように見られることがあります。

2.まぶたのたるみに生まれつきというのは考えにくいです

まぶたのたるみに生まれつきというものはありません。

まぶたの皮を伸ばしたり、まぶたをこすったりするような刺激を加える機会が多くなるほど、まぶたはたるんでいきます。

つまり、まぶたのたるみは老化に由来するものと言ってよいでしょう。

3.アイメイクの落とし方がまぶたのたるみに繋がることがあります

どのような女性でもメイクをする時代ですが、ただ、アイメイクの落とし方には注意が必要です。

ゴシゴシと強くこすりながらアイメイクを落としていると、まぶたの皮膚が伸ばされ、若い年齢でもまぶたのたるみを引き起こすことに繋がります。

4.眼瞼下垂ではまぶたがたるんだように見えます

眼瞼下垂では、まぶたがたるんだ場合と同じように目元が見えてしまいます。

眼瞼下垂の原因には老化によるものと、先天的なものとがあります。

先天的なものでは、まぶた自体がたるんでいるわけではないので、たるみとは言えないでしょう。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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