60代の方が眼瞼下垂手術を取り入れるといろいろな効果が期待できます


眼瞼下垂とはまぶたが下がってしまう症状のことで、加齢でも起こることがあります。

そのため、60代の眼瞼下垂は年齢的なもので、わざわざ手術を選択すべきか迷っている方もいるでしょう。

実は眼瞼下垂は、まぶたが開きにくくなり生活に支障を及ぼすだけでなく、肩こりや頭痛の原因ともなっている可能性があるのです。

60代で目が開きにくく、肩こりや頭痛がある方は、眼瞼下垂手術で改善できる可能性があります。

眼瞼下垂と肩こりや頭痛との関連性は周りの筋肉の緊張にあります

眼瞼下垂が肩こりや頭痛との関連性も指摘されているのは、周辺の筋肉にも影響を与えるからです。

まぶたを持ち上げる筋肉のことを、眼瞼挙筋といいます。

眼瞼挙筋はまぶたの内側にある筋肉で、眼の上から奥のほうに繋がっているのが特徴です。

まつ毛近くにはまぶた板が存在し、その部分からミューラー筋と挙筋腱膜が接し、さらに眼瞼挙筋が繋がっています。

まぶたを持ち上げるためには、眼瞼挙筋を収縮させる必要があります。

このとき自律神経の交感神経が働き、眼瞼を補助するミューラー筋が収縮してまぶたが持ち上がる仕組みです。

まぶたを持ち上げようとする行為は交感神経が優位となっており、同時に体を支える起立筋も緊張状態となり、肩こりが起こります。

さらに眼瞼下垂では開けにくいまぶたを持ち上げようとする働きが起こるため、まゆ毛を持ち上げる筋肉が収縮して、額にしわが入ります。

このような無理な筋肉の使い方は、目の疲れを招くため、頭痛の原因にもなると考えられているのです。

普段から、頭痛、肩こり、眼精疲労などを感じる方が、眼瞼下垂の手術を利用することで、これらの不調も改善できる可能性があります。

自分でも視界が狭く、まぶたを開けづらいと感じているなら、詳しい診察を受けてみましょう。

眼瞼下垂の手術件数は60代の人が最も多いです


眼瞼下垂は加齢によっても起こる症状のため、手術件数で最も多いのが60代です。

男女でも多少年齢差があるようで、男性は70代に多く、女性は60代での手術数が多くなっています。

手術件数は年間10万件以上にものぼり、最近では幅広い年齢の人の手術例も出ているようで、60代以下の人の手術例も増えています。

早い人では20代で眼瞼下垂の手術をする人もいるのが特徴です。

眼瞼下垂の症状は片側だけに起こる場合と、両目同時に起きる場合があります。

片側だけだと目のバランスが悪くなり気が付きやすくなりますが、両目同時に起きると自覚しにくく、60代の方で眼瞼下垂になっていても気が付いていない可能性があるでしょう。

まぶたが開けづらいのが特徴で、最近視野が狭くなってきたと感じることもあります。

無理にまぶたを持ち上げようとする働きから、おでこにしわが入りやすいのも特徴です。

まゆ毛を持ち上げなければまぶたを持ち上げることができず、まゆ毛の位置も高くなる傾向があります。

60代になって眼瞼下垂手術が増えてくるのは、まぶたの筋肉と結びつく腱膜が薄くなっていたり、外れてきたりするからです。

毎日まぶたの筋肉は収縮と弛緩を繰り返しし、まぶたを上げ下げしています。

加齢によって腱膜に問題が生じてくると、まぶたを持ち上げる筋肉が正常に働くことはできません。

眼瞼下垂の手術は2種類あります

まぶたが持ち上がらなくなる眼瞼下垂は、視野が半分以上かけている場合に手術を選択します。

手術方法には、腱膜を筋肉の収縮が伝わるよう短くし縫い留める方法と、吊り上げる方法の2種類です。

腱膜を短くして縫い留める方法は、二重となるラインでまぶたを切開する方法を利用します。

切開する際には、麻酔クリームを塗ってから局所麻酔の注射を打つ方法のため、痛みを感じることはありません。

腱膜を露出させたら筋肉の収縮が十分なように縫い留めます。

この方法は、1~2泊での手術が可能です。

眼瞼下垂の手術では、まぶたの脂肪が多く腫れぼったい方は同時に脂肪を除去することができます。

合わせて二重のライン作成も可能ですから、まぶたが開きづらく二重のラインがはっきりしない方にも最適な手術です。

二重のライン形成は、二重手術の全切開などと同じ方法で形成しています。

筋肉を吊り上げる手術は、まぶたの筋肉が弱い人や動きが悪い人に用いられています。

吊り上げるときの筋肉は太ももの筋膜を採取しまぶたに移植する方法です。

60代で眼瞼下垂手術を受ける場合は、通常腱膜を縫い留める方法を利用します。

縫い留める方法で効果が薄かった方や、80歳以上で筋肉の力が弱くなっている方は、吊り上げる手術を選ぶ必要があるでしょう。

(まとめ)60代で眼瞼下垂手術のメリットとは?

1.60代の方が眼瞼下垂手術を取り入れるといろいろな効果が期待できます

60代の眼瞼下垂は年齢的なものだからと放っておきがちですが、実は肩こりや頭痛の原因にもなっている可能性があります。

手術をすることで目の開きやすさが改善し、体の不調も改善できるかもしれません。

2.眼瞼下垂と肩こりや頭痛との関連性は周りの筋肉の緊張にあります

眼瞼下垂になると肩こりや頭痛まで引き起こす可能性があるのは、自律神経の交感神経が優位になることと、無理に目を開こうとして目の疲れを招くことからだと考えられます。

まぶたの開きづらさと複数の症状がある方は、診察を受けてみましょう。

3.眼瞼下垂の手術件数は60代の人が最も多いです

眼瞼下垂の手術件数で最も多い年代は、60代です。

加齢によってまぶたを持ち上げる筋肉と繋がっている腱膜が、薄くなったり外れたりして、筋肉が正常に働くことができません。

4.眼瞼下垂の手術は2種類あります

60代の方の眼瞼下垂手術では、腱膜を縫い留める手術方法が多くなっています。

局所麻酔を使って手術する方法で、1~2泊程度の入院が必要です。

80代以降で筋肉の力が弱くなっている場合は、釣り上げる手術が必要となります。


切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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院長中村 大輔

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